教育・文化・スポーツの協力について
現在、ベラルーシと日本の教育機関との間で、教育と科学の分野での連絡が行われています。
国際交流基金(Japan Foundation、外国との人道協力事業を実施するための外務省の下部組織)は、ベラルーシの大学に日本語教師を派遣したり、ベラルーシの外交官や公務員を日本に招待して日本語を学ぶことを実践しています。
二国間の文化協力が活発に展開されています。ベラルーシでは、日本のパフォーマーやクリエイティブチームのツアーが定期的に行われています。二国の子供たちや才能ある若者たちが文化交流プログラムに参加しています。
ベラルーシには日本文化紹介所や東洋文化伝統協会「ハガクレ」があります。
日本映画の日、日本の国民的工芸品の展示会は、国際交流基金が主催するものを含め、毎年ミンスクで開催されています。
2018年中、大使館は日本におけるベラルーシ文化を積極的にアピールし、この分野で日本の団体との協力関係を発展させました。
2018年3月、早稲田大学で大使館の協力を得て、マクシム・ボグダノビッチ氏を偲ぶ文学の夕べが開催されました。
2018年5月、ベラルーシ・日本経済フォーラム期間中に、N.A.ヴェトロワ率いるヴォーカルアンサンブル「プリマヴェーラ」と、E.L.ラザレバ率いる子ども振付集団が日本の観客の前でパフォーマンスを披露しました。
2018年6月、大使館は上智大学(東京)で開催された「ベラルーシ文化週間」の開催を支援しました。
2018年7月~8月、大使館はベラルーシ室内合唱団「ポリフォニカ」の東京国際合唱コンクールへの参加を支援しました。ベラルーシのグループは2部門で銀賞を受賞し、審査員と観客からの評価と共感を得ました。
また、2018年8月には、国立青少年芸術創造センターの教え子が、東京で開催された「第IX回国際芸術祭」で学生の間で優勝しました。大使館では、定期的にセンターの参加を支援しています。
2018年8月11日、ベラルーシのピアニストA.シトコさんが、東京都内で開催された楽器メーカー河合製作所の国際賞品コンクールで第1位を獲得しました。
2020年10月には、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに参加する各国の着物の展示会が京都で開催され、その中でベラルーシの着物が展示されました。
2020年12月18日、在日ベラルーシ共和国大使館は、ベラルーシ商工会議所、ベラルーシ日本ビジネスクラブの協力を得て、「ベラルーシと日本:両国間の経済・人道協力の深化に向けたコース」の発表会を東京で開催しました。 日本の作曲家・久石慈夫氏の作曲によるアニメ映画「ハウルの動く城」への楽曲提供や、ベラルーシの民族舞踊「ブルバ」への楽曲提供など、若手音楽家による演奏が行われました。
新体操、卓球、水泳、柔道などの国別協会間の交流も含め、ベラルーシと日本のスポーツ交流は活発に発展している。
2018年中、イェシン大使は、日本オリンピック委員会C.竹田委員長や日本の複数のスポーツ連盟(新体操、ホッケー、バイアスロン、漕ぎ、柔道など)のトップと会談しました。2015年2月には、ベラルーシと日本のバイアスロン連盟間の協力に関する協定が締結され、その枠組みの中で、スポーツチームや専門家のレベルでの相互訪問が数多く行われました。
2018年1月、ミンスクで開催されたトラックサイクリングワールドカップのステージに日本人選手が参加しました。
2018年3月、ミンスクで開催されたスピードスケートのワールドカップに日本代表が出場しました。
2018年5月から6月にかけて、ベラルーシの女子バスケットボール代表チームが日本代表との親善試合のために来日していました。
2018年6月~7月にミンスクで、ベラルーシ国立体育スポーツ大学が日本新体操連盟と協力して、このスポーツの日本チームのためのトレーニングキャンプを開催しました。
2018年7月、ミンスクで開催された女子バスケットボール世界選手権に日本代表が出場しました。
2020年に東京で開催される「第三十二回夏季オリンピック」への参加に向けて、2017年8月と2018年8月に宮城県で新体操のベラルーシ共和国代表チームが合宿を行いました。
2018年8月、ミンスクで開催されたワールドカップの舞台に新体操日本代表チームが出場しました。
2018年8月には群馬県前橋市でベラルーシ代表トランポリンチームの合宿が行われ、ベラルーシの選手たちもこのスポーツのワールドカップのステージに参加し、金賞、銀賞、銅賞を獲得しました。
2018年8月~9月に ベラルーシ共和国は、ノボポロツクにあるベラルーシ・バイアスロン連盟のスポーツ拠点に日本人バイアスリートがトレーニングのために訪れました。
2019年6月、ミンスクで開催された第2回欧州競技大会の競技会と閉会式を日本代表団が視察しました。
2019年7月~8月には、新体操のナショナルチームが白石の合宿所を訪問し、仙台と立川で実演公演を行いました。
2019年8月~9月、東京で開催された世界柔道選手権大会にベラルーシチームが出場しました。
2019年9月、ベラルーシのパラリンピアンが福岡県田川市で行われた車椅子フェンシングの合宿を視察しました。
2019年11月、国公会「プレジデントスポーツクラブ」の代表団が来日し、その際に国際スポーツ協会(TAFISA)に受け入れられました。
2019年11月~12月に東京で開催された世界トランポリンジャンプ選手権にベラルーシチームが出場し、入賞を果たしました。