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ベラルーシ投資ポテンシャル及びプロジェクトについて

ベラルーシ共和国は、ヨーロッパの中心に位置し、ロシア連邦、欧州連合及びウクライナと国境を接しています。歴史的出来事に見舞われながらもベラルーシの人々は、自分たちの言語、文化、伝統、そしてユニークな自然の隠れ処 ― 「ヨーロッパの肺」と呼ばれる、ベロヴェジの森、青い湖や湿原を守ってきました。

1991年に主権を獲得して以来、ベラルーシは、独立した、自主的な内政と対外政策を追求してきました。マルチベクトル性がその基本となっています。工業生産の高いレベルを維持し、自動車製造、軽工業、木材加工業、農業のような分野において飛躍的な進歩を遂げるため、約三十年間でベラルーシは、現代的ビジネス支援システムとベラルーシ経済への投資に有利な条件を作り出しました。

ビジネスマンにとって非常に魅力的な投資に関する法律に加え、ベラルーシの6州において自由経済区が運営されており、ここではすでに数多くの海外企業が活動しています。投資インセンティブは、中小規模の居住地区においてプロジェクトを実施するビジネスマンにも適用されます。国際投資協力の目玉は、《Great Stone》工業団地であり、ユーラシア経済連合全体における最も優れた優遇措置パッケージのひとつ — 基本税ゼロを始めとして、整備されたインフラ及び生産現場までが、提供されます。(en.industrialpark.by)

IT産業はベラルーシで成功裏に発展しています。これは主に政府の支援及び国の全土を網羅する《ハイテクパーク》優遇制度により、先端的科学技術企業に大幅な減税パッケージを提供しているためです。2018年に、ベラルーシは暗号通貨およびブロックチェーンの仕事をしやすくするために法律を適応させた最初の国のひとつとなりました(park.by/en/)。

ベラルーシ企業は、日本の大手企業とのクレジット・金融交流における成功事例を持っています。世界最大の鉱山用ダンプトラック、タイヤ、グラスファイバー、家電製品及び電子機器の製造企業における生産プロセス開始の際には、日本の設備、装置及び機器並びに技術が使用されました。日本からのハイテク産業機器に関する輸入の指標によって明らかに示されているように、この慣行は今日も続けられています。

2019年5月28日駐日ベラルーシ大使館とJOIが主催し行われた、ベラルーシ–日本–中国セミナー・プレゼンテーション《ベラルーシ投資の魅力とグレートストーン工業団地の概要》が示したように、JBICのサポートを得て協力拡大が行われた際には、ベラルーシ企業及び日本企業にさらなる機会が提供される可能性があります。ベラルーシ共和国財務省の専門家とJBICは、このテーマに関する協議を続けています。このイベントにおいて署名された、駐日ベラルーシ共和国大使館と一般財団法人海外投融資情報財団との間の協力覚書、そして「Great stone」工業団地及び工業団地開発会社と一般社団法人日本ベラルーシ友好対話協会との間の協力覚書は、投資分野におけるさらなる協力発展の基盤を築くものであります。

今日、ベラルーシ企業は、自動車及びトラック用ステアリング部品、高出力発電機とカンチレバータイプ・スターター、自動車用のショックアブソーバー、トラックや建設機械用の新世代キャビンの部品組立に関する共同プロジェクト実施に日本のビジネスマンを呼びこもうとしています。プロジェクトは、ホールディング《Avtokomponenty》(eng.starter.by, zan@starter.by)、ホールディング《Belavtomaz》 (maz.by, office@maz.by, techdir@maz.by)及びホールディング《MTZ》 (belarus-tractor.com/en/, sales@belarus-tractor.com)によって実施されます。

このほかに、ベラルーシにおいては化学及び石油化学産業が、活発に発展しています。コンツェルン《Belneftekhim》は、《Belshina》タイヤ工場(belshina.by/en/, novteh@belshina.by, invest@belshina.by)におけるコンベアベルト生産プロジェクトを提案しています。この分野の企業は近代化が進行中であり、この部分においても日本企業の参加が可能です。

ベラルーシにおける外国人投資家のサポートは、国立投資・民営化エージェンシーが提供します(investinbelarus.by/en/)。このサイトには、その他の投資提案及びプロジェクトについても掲載されています。

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