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ベラルーシと日本:多くのことが成し遂げられ、両国の関係が持つ可能性について より良く知ることができた

22.04.2020 г.

1. 大使閣下、ベラルーシと日本の関係の発展は近年良い勢いを見せています。現在、二国の協力の最前線ではどのような取り組みがなされていますか?

 

つい最近のことですが、2020年1月27日にベラルーシ共和国と日本国は外交関係樹立28周年をお祝いしたところです。両国が政治的、経済的、人道的な協力において良い結果を出せている状態でこの日を迎えることができ、心より嬉しく思っております。
2019年の両国の関係において特に重要な出来事であったのは、ミンスクにてベラルーシ共和国のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が、日本の渡辺博道復興大臣(日本・ベラルーシ友好議員連盟会長)と会談したことです。当会談により二国間協力の方針が決められました。


会談にて話し合われた方針に従い、2019年12月にベラルーシ共和国のヴァシチェンコ非常事態大臣が日本を公式訪問し、田中和德復興大臣と会談しました。内閣官房の方や国会議員の方、福島第一原子力発電所の廃炉作業を行っている組織の方との面談も、充実した意義あるものとなりました。
ベラルーシ共和国ヴラヂーミル・マケイ外務大臣の日本国内閣総理大臣補佐官薗浦健太郎氏との会談は、二国間関係を前進させました。


外交場面も含め、ベラルーシと日本の関係の発展過程の基礎を成すのは、プラグマティズム、具体的な結果に照準を定めること、そしてベラルーシと日本の相互の利益を考慮することです。
様々なレベルでの会談や相互の訪問が計画され実施されています。二国間条約の数が増加する機会が開かれてきています。経済関係の発展を目的とした、両国ビジネス界の努力結集の兆候もあります。貿易と投資、教育、スポーツ、文化の分野における新しい野心的なプロジェクトも出てきています。

2. 日本でベラルーシへの関心が目に見えて高まっていますが、大使閣下はこの件についてどのようにお考えでしょうか?

日本の国土面積はベラルーシの国土面積よりも倍以上広く、人口は13倍多いです。両国間の距離も8000㎞以上あります。これらのことは、ベラルーシとそのポテンシャルについての情報の日本社会における普及のあり方と方法に影響しています。
ベラルーシが「あまり知られていない」ことには、私が日本で大使に就任したばかりの頃に突き当たったことがあります。しかし、この国で過ごした時間は、このような状況も変えられるということを示しました。良く言われるように、「雨垂れ石を穿つ」のです。駐日ベラルーシ大使館が数年前に定めた、ベラルーシの観光名所、スポーツにおける成功、文化遺産、観光・保養リゾート施設、そしてもちろん貿易経済および投資ポテンシャルを日本においてポピュラーにするという方針は、有効であり、東京だけでなく他の地域でもベラルーシに対する日本の方々の関心を高めることに貢献できたということを、自信を持って言うことができます。
その一例として挙げられるのが、大使館がベラルーシと日本の関係者の方々と共同で成功させた、2019年夏ミンスクで開催された第2回ヨーロッパ競技大会へのスポーツ愛好者の訪問です。日本からの訪問団がアジア太平洋地域の中で最も参加者レベルが高く、人数が多かったことをとても嬉しく思います。

3. 2019年の、貿易・投資の経済関係の概観についてお話しいただけますでしょうか?2019年の経済活動に関して数値が既に出ているものがあれば教えてください。また、2020年の活動方針と目標もご教示ください。

2019年に、ベラルーシ共和国から日本への貿易輸出額は2,860万米ドルとなりました。最近の5年間でこれは最も良い結果です。しかし私たちはやはりもっと高い目標を目指していくべきでしょう!2007年にはベラルーシから日本への輸出額は3,850万米ドルに達していたのですから。輸出者と日本のパートナーや外交官の協力のもと、日本で事業を行っているベラルーシ企業の経験と、近年培ってきた新しい品目の事業を生かし、日本への我が国からの輸出と、全体としては相互方向の貿易の上昇傾向を維持することができると確信しています。
ベラルーシ共和国の統計情報によると、ベラルーシ・日本間の貿易額は2019年には1億6,020万米ドルとなりました。我が国にとって貿易収支は赤字となっていますが、去年赤字は7%以上減少しました。このような結果は、長くベラルーシから日本に輸出されている品目(肥料・メタルコード・測定機器)の他に、新たな品目が輸出されるようになったことによります。日本には30以上の、今まで輸出されていなかった品目が輸出されるようになりました。
昨年初めて日本市場に簡易組立式木製住居を送り出した、モギリョフ州の「ベラルーシ林業製紙産業」グループと、その傘下企業であるシクロフ市の「ドモストロイェニエ」支社の「新聞紙製紙工場」社の活動に特に注目したいと思います。


このプロジェクトは、2018年8月に駐日ベラルーシ共和国大使館が、日本ベラルーシ友好議員連盟、日本ベラルーシ友好対話協会の戸﨑正茂理事長との協力のもと発足させました。
沖縄県では、このような簡易組立式住居の一棟に小規模なベラルーシコーナー、いわば日本の南方における「ベラルーシ・ハウス」の設置が予定されています。このような簡易組立式住居のプレゼンテーションを今年の東京の建築に関する展示会で行うことも検討されています。ベラルーシ林業製紙産業グループとその企業は、展示会においてベラルーシのブースを開き、簡易組立式住居のみではなく、ベラルーシ製の家具、紙製の商品、玩具、その他の木製の商品など、日本の消費者が関心を持つであろう商品を紹介することに興味を示すでしょう。
ミンスク州からの訪日団は、昨年5月に東京と福岡において日本のパートナーと交渉を行い、これがミンスク州から日本への輸出の増加に繋がりました。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に合わせ、ベラルーシ共和国の輸出企業の商品を、東京、立川市、白石市、登別市にて大会期間中に開かれるベラルーシ共和国ファンゾーンに展示しようと計画しています。
東京でのベラルーシ共和国産業の投資プレゼンテーションの開催も考えています。また、北海道庁、ベラルーシ共和国各州と、函館でのベラルーシ=日本フォーラムの開催について話を進めています。
2020年2月12日に、ベラルーシと日本の関係の発展に重要な出来事がありました。ベラルーシ日本ビジネスクラブ(Belarus — Japan Business Club, BJBC)が発足しました。
当クラブは、貿易・青少年交流・文化の分野においてベラルーシのパートナーと協力して活動をしている、日本の実業界と社会活動家の方の意志により発起されたものです。駐日ベラルーシ大使館はこの構想を支持し、今後もベラルーシと日本における当クラブの活動に協力をしてゆきます。
クラブの発足式と初回会合が日本の有名なベラルーシ料理店「ミンスクの台所」で行われたことは象徴的なことです。


BJBCは両国間の経済・貿易・金融・信用投資その他の分野における関係の発展に関心を持つベラルーシ共和国と日本のビジネス界のカジュアルなコミュニティとして設立されました。
この目的の実現のため、ベラルーシ日本ビジネスクラブの会員は、ベラルーシ共和国と日本の大使館とも協力関係を持ちながら、ベラルーシ、日本または第三国における、二国間イベントの開催・参加に取り組んでいます。
ベラルーシ日本ビジネスクラブの名誉会長には、ベラルーシ共和国のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が会談し、両国の今後の関係の発展について意見交換を行った、日本ベラルーシ友好議員連盟会長の渡辺博道議員が就任しました。
当会は本年においては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会関連のイベント内でのベラルーシ共和国の物産の展示、「ベラルーシ・北海道」フォーラムの開催を中心とする活動を行います。
これらのイベントやその他のイベントを後援するにあたり、駐日ベラルーシ共和国大使館は、日本とベラルーシの両国の実業界が直接的な交流をするための商談の場を設けることが引き続き重要であり、活動の主な課題の一つとしています。

4. 昨年、ベラルーシと日本相互に多くの代表団が送られました。その結果としてどのような合意が実現され、直近でどのような合意の実現の予定があるか教えてください。

仰る通りです。2019年には駐日ベラルーシ共和国大使館が後援をしたものだけでも、政府、議会など政界・ビジネス界・文化界・スポーツ界の方々の20以上の日本とベラルーシの訪問がありました。これは当大使館が関わったものだけの数です。これらの多くは、2018年のベラルーシ=日本経済フォーラムの際に達した合意が進展したものでした。
2019年5月に東京と福岡にて、ベラルーシの外交官の主導で多くのベラルーシ・日本・中国のパートナーの協力を得て経済関連のイベントが行われ、ベラルーシとアジア太平洋地域のビジネス界の多角的な交流のスタートが切られました。在中国ベラルーシ大使館が2019年12月に香港にて開催したベラルーシ=アジア投資フォーラム“Belarus Coming for Asia„でも、同様のアプローチが取られ、日本からの一団も参加しました。


2019年の活動の一つの、大きな成果として、駐日ベラルーシ共和国大使館と海外投融資情報財団(JOI)の間のMOU (Memorandum of Understanding)が締結され、また「グレートストーン」工業団地管理局、工業団地開発株式会社、日本・ベラルーシ友好対話協会の間にもMOC (Memorandum of Cooperation)が締結されました。これらの文書は、今後ベラルーシへ日本の投資家を誘致する活動のための基礎となります。
ベラルーシ・日本間の投資における協力は、昨年の夏にロシアで事業を営む日本の企業等を対象に、ベラルーシ共和国の機械工業のプレゼンテーションが行われたモスクワ市で話題になりました。このプレゼンテーションの開催にあたって大きな役割を果たしたのはベラルーシ共和国産業省、駐ロシア連邦ベラルーシ大使館、一般社団法人ロシアNIS貿易会(ROTOBO)と独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)のモスクワ事務所です。
日本からの直接投資額は9,4%増加しました。しかし、投資額の水準は依然として低いままであり、今後の投資関係の発展のためにはベラルーシの企業と、ベラルーシの企業とのビジネスに関心のある日本の企業同士の直接的な交流が不可欠であると言えるでしょう。大使館は今後も、両国の企業間の関係の構築をサポートしていく体制を取っていきます。
二国間貿易における課題が、2019年9月にミンスク市にて開催された第2回ベラルーシ・日本経済フォーラムの主な議題となりました。日本側は、議論された個別の事業案の他に、工業分野の主要な国内企業によりベラルーシ での実施が計画されている投資プロジェクトの詳細なリストを受け取りました。
東京における、ベラルーシの産業のポテンシャルのプレゼンテーションの開催を現在企画しています。ベラルーシの産業省と企業が、その準備に加わることと、期待しています。

5. ハイテクおよび電子取引における、ベラルーシと日本の協力の展望について、大使閣下はいかがお考えでしょうか?

ベラルーシと日本のIT企業の間には良く長い交流の歴史があります。注目すべきは、IT主要国の一国としてのベラルーシの価値についての知見が日本の社会で広がってきているということです。とりわけ、日本のIT専門家のベラルーシ訪問の多さからもわかるように、日本企業はベラルーシのハイテク産業の経験を積極的に研究しています。日本の企業が特に関心を持っているのは、ハイテクパークの活動と、日本の企業やプロジェクトへのベラルーシのIT人材の誘致です。
このような関心に寄り添うことも勿論重要なことではありますが、高度な専門性を持つ人材をベラルーシにとどめることの重要性を忘れてはなりません。経済分野におけるもう一つのキーポイントはベラルーシからのサービスの輸出を増やすことです。2019年、ベラルーシは日本に対して620万ドルのサービスの輸出を行いましたが、これは2018年の数値よりも65,4%高い数値です。
私たちにとって、先進的な電子取引システムを持つ国である日本から学ぶことが多くあります。ご存知かと思いますが、日本は電子取引の市場規模で世界のトップ4カ国に入っています。この領域における日本の成功は、IT企業の努力のみでなく、日本の国内で電子取引に適した環境が設けられたところに依るものです。当分野を取り扱っているベラルーシの専門センターや機関、商工会議所、30年近くの二国関係の歴史のあいだに十分な数が設けられ、活動を発展させる大きなポテンシャルを持つベラルーシ・日本間のビジネス交流協会にとって、日本の電子取引の環境整備のノウハウに学び、それらをベラルーシに適応させて導入のための活動を進めることに大きな価値があると思います。

6. 日本との情報の交流はどのように行われているのでしょうか?

現在、興味さえあれば両国とその関係についての情報は簡単に見つけることができます。1億2500万人の読者、日本で成立しているジャーナリズムの伝統、個別のターゲットグループを対象としたテーマ性のある情報発信の広く普及している形式、ソーシャルネットワークの目覚ましい発達は、日本におけるベラルーシについての情報の発信に幅広い選択肢を提供しています。
大使館は日本の主要な活字メディア、電子メディアなどマスメディアと交流しており、インターネットが持つ可能性を利用しています。特に海外投融資情報財団(JOI)の専門誌にベラルーシについての記事が掲載されたことに言及したいと思います。当記事はJOIのWEBサイトに掲示されており、オンラインで閲覧することができます。
大使館のホームページにて大使館の活動について報告していますので、ぜひご覧ください。ツイッターのアカウントも、フォローをお願いします。

Twitterアカウント — @BelembassyJPN

2019年、日本のマスメディアにおけるベラルーシ関連の情報の発信量は確実に増加しました。地方のメディアでの情報発信もされるようになってきました。日本社会は二国間で行われている青少年交流事業や、ベラルーシ文化関連の活動、ベラルーシの選手のスポーツにおける達成や、チェルノブイリ原子力発電所事故の影響を最小限に抑える作業について、積極的な関心を示しています。情報発信については、日本・ベラルーシ間の様々な団体と日本の「ベラルーシの友人」の方々が多く協力してくれています。
各分野のプレゼンテーションや写真展を実施すること、社会活動団体や教育機関の方々と会うことは、情報発信の重要な手段です。

7. ベラルーシと日本の関係の中で、人道的・文化的な交流事業は特別な位置を有しています。この領域において、両国ではどのような取り組みがなされているのか、教えてください。

自信を持って言えるのは、青少年交流事業や毎年実施されている国立子どもセンター「ズブリョノク」での日本の被災地域の子どもたちの保養キャンプなどの二国間協力の重要な分野が維持されると同時に、ベラルーシの芸術活動家やスポーツマンが参加する日本のイベントや企画の数が増えたということです。
文化交流方面での大きな出来事となったのは、2019年4月の「日本におけるベラルーシ文化の日」プログラムの開催でした。両国の関係史において初めてとなった、このようなフォーマットの文化交流イベントによって東京、宮城県の白石市と仙台市の観客の皆様に我が国の文化、伝統と料理を披露することができ、また、日本在住のベラルーシ同胞の皆さんと一緒にベラルーシ共和国解放75周年を祝うこともできました。
ベラルーシの民族衣装、伝統工芸品および造形芸術作品は、大使館が東京都、立川市、札幌市の同胞とご友人の皆さんと一緒に開催したイベントにて展示されました。
駐日ベラルーシ共和国大使館、ベラルーシ共和国教育省、ミンスク州と日本の団体である特定非営利活動法人「アース・アイデンティティー・プロジェクツ」が後援した、2019年夏に開催された子どもイベント「平和と公正なスポーツのために!」はとても興味深いものでした。ベラルーシの全州の学校の40人の生徒が一つの大きな布に絵を描きました。ベラルーシと日本の友好を象徴する一本の線が子どもたちが描いた絵を一つの作品にしています。この作品は他の国の子どもたちが描いたものと合わせて、2020年のオリンピック・パラリンピック開催を記念するイベントで展示される予定です。
この他に、ベラルーシの少年少女舞踏団「ロヴェスニク」の日本公演の準備が現在進められています。東京を含む日本の数都市での公演で魅力を披露する。この素晴らしい舞踏団の子供たちが日本で公演するのは初めてとなります。
日本人の芸術に対する強い関心を考慮し、現在はベラルーシの劇団の日本ツアーの企画に取組んでいます。

8. 日本は2020年夏季オリンピックの開催国ですが、この国際的な競技会に向けてどのような準備が行われていますか?大会に来るであろう多数の選手と観光客を日本は何で楽しませるつもりでしょうか?2020年オリンピックが確かに特別なオリンピック、ユニークなオリンピックになると期待できるでしょうか?

日本においてはスポーツと健康的なライフスタイルが愛され、幼児期からの市民教育が積極的に行われています。スポーツ施設の数も多く、子供も大人も喜んで通っています。スポーツのインフラストラクチャー以外に、ホテルと観光のインフラも高度に発展しています。日本はきっと、オリンピックを観客席またはテレビで見ることになる、自国の市民と外から訪れる観客を喜ばせることができるでしょう。
ご存知のように、オリンピックの開催者・開催国は秘密を保持し、開会までは、経験豊富な現代の観客のためにどのような工夫をしたかについて口外しないしきたりです。あくまでも私の予想ですが、日本が世界に誇る、豊かな文化、先進的な技術とおもてなしが楽しめるオリンピックになるのではないかと思います。
東京オリンピックが、唯一無二の足跡をオリンピックの歴史に残すことを、確信しています。
日本のオリンピック施設も、十全な準備が施されています。6万人以上の観客を収容できる国立競技場は使用が開始されています。この競技場の内装には日本全都道府県の杉が使われたことも興味深いです。当施設の特徴の一つとしては、40℃にも達することのある日本の夏の暑さから観客を守る技術が挙げられます。
気候が原因で、50㎞競歩やマラソンなどいくつかのオリンピック競技の会場が日本の最北方の島、北海道に移されたことをご存知でしょう。従って、オリンピック選手と観客には競技会の他に、200年以上前にベラルーシが生んだ傑出した家族、イオシフ・ゴシケーヴィチと妻エリザヴェータが住み日本との外交活動を行っていた、函館市を訪れる機会もあることでしょう。

9. ベラルーシの選手団はいつ頃日本に到着する予定でしょうか?日本4都市で開かれるファンゾーンについての情報がありますが、それらのゾーンはいつ頃から活動を開始するでしょうか?ベラルーシの選手団、そして国についてどのように発信していくことになりそうでしょうか?

まず、ベラルーシのいくつものスポーツ連盟は、オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた準備のため、これまで数年間続けて日本のトレーニング施設を利用しています。例を挙げると、白石市と立川市ではベラルーシの新体操選手、田川市ではフェンシングのパラリンピック選手、トランポリン選手は前橋市でトレーニングをしています。先日登別市からも、北海道での競技会に参加するベラルーシの選手を受け入れることに関しての提案がありましたが、深く感謝の意を申し上げます。
日本がオリンピック・パラリンピック競技大会の安全な予定通りの開催を予定していることがニュースに挙げられています。東京、立川市、白石市と登別市でのベラルーシのオリンピックファンゾーンの設置も予定されています。
東京のファンゾーンの活動は事実上、既に開始されています。
立川市のファンゾーンの開会式では「オリンピック・ベラルーシ」写真展と、ベラルーシ製のチーズ・チョコレート・ハチミツ、リネン製の製品の展示を予定しています。
白石市のファンゾーンはベラルーシ共和国の新体操チームの競技の直前に活動を開始します。
登別のファンゾーンは競歩とマラソンの競技期間を活動期間としています。
オリンピック・パラリンピックへのベラルーシの選手団の参加については、大使館はベラルーシ共和国オリンピック委員会と、2019年に訪日団があったプレジデンシャル・スポーツクラブと協力して準備を進めています。

 

10. 昨年、ベラルーシと日本でスポーツウェアの開発・製造を行う計画があることが関心の的になりました。このアイデアは実現されることになるのでしょうか?

そのような計画はあります。このプロジェクトは興味深いものであり、有望なものであると思われます。大使館が直接商談に参加するわけではありませんが、その実施にあたって必要なサポートをしています。このような商談はすでに行われています。日本とベラルーシの双方が具体的な合意に至り、我が国のスポーツ選手も一般人も、日本の専門家によって開発されたこのスポーツウェアを着用するときが来ることに、期待しています。このようなことこそが、日本とベラルーシの関係をより親しい関係にしてゆくと思います。

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