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ポーランド兵士の話

22.12.2021 г.

ベラルーシ共和国国家国境軍委員会によると、2021年12月16日17時50分、ポーランド軍の兵士チェチコ・エミル(1996年生まれ)はベラルーシ領に渡りました。

この兵士は、ベラルーシ共和国で政治亡命を求めました。自身の決心の動機として、移民危機及び難民への非人道的待遇に関連するポーランドの政策への不服を挙げています。

以下は、ベラルーシのジャーナリストが取材したエミル・チェチコのインタビューの抜粋です。

 

ポーランドの兵士は、有刺鉄線を越えて軍隊から脱走し、制服を脱いで手に持ち、服を着ずにベラルーシの方向へ走ったと述べました。

私がまさにこのような方法でポーランド軍を去ることに決めたのは、ポーランド領で何が起こっているのか黙っていることができないからです。

我々は、国境標柱につくよう言われました。初日は、私と同僚が連れていかれました。司令官がやってきて言いました:「君と君、銃を持って、国境警備隊と行け」。我々は、〔車に〕乗り、国境警備隊の隊員は、我々に言いました:「君らはカービン銃を置いて」。我々はガソリンスタンドに寄り、彼らは言いました:「国境警備隊員で〔酒を〕飲まないのは運転手だけだ」

初めて我々が連れられて行った時、最初のパトロールで、どこかの道すがら、我々は酔っていました、我々はある人を捕らえました。我々は、彼を森へ連れて行き、穴を掘って、そして、我々の見ている真前で、彼らはこの人の頭をあっさりと撃ちました。

彼らは移民たちを撃っていました、彼らにとって人の命は、これは、犬を撃ち殺すのと同じだと、我々に示すために。

毎日彼らはますます多くの人を、パトロールで、彼らはそれをパトロールと呼んでいました、連れてきました。〔……〕彼らは、ただ兵士を連れて行って、〔酒を〕彼に飲ませて、誰か殺すように言っていました。

私は、道すがらで、放置された遺体を見かけることがありました。それらは、たとえば、オオカミに引きずられていました。

私はあるこんな場面を見ました。誰かボランティアのような人がやって来て、質問を始めました:「あなたたちはどこへ彼ら〔難民〕を連れて行くんですか?」すると、国境警備隊員は、彼の額をあっさり撃ったんです。〔……〕私はこのような場面を2つ見ました。〔……〕1人は頭を撃たれました。もう1人は、彼が「あなたたちは彼らをどこへ連れて行くんですか?」と尋ねた時、他の〔難民〕と一緒に列に入れられました。そして、いつもと同じことが起きました。〔……〕我々が移民を連れて来てきて、彼らが殺されなかったようなことは一度もありませんでした。我々は、いつでも殺しました。〔……〕移民たちの遺体は、地面に穴を掘って埋められるか、オオカミに引き裂かれるかでしたが、ほとんどは穴に埋められています。いくつこのような墓があるのか言うのも難しいです。私は1人の兵士だっただけです、その私に国境警備隊員はこれをさせました。赤十字はそこへ入ってみて全てを調査するべきです。

インタビュー全体のビデオはこちらのリンクからご覧いただけます

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